4Sep
KATANAのGUIでまだまだ物足りないなあと思うのはマテリアル関係のGUIです。
KATANA上でシェーダーネットワークを組む場合、このようなノードグラフで組むわけですが、
残念ながらこのシェーダー結果がリアルタイムで表示されるわけではありませんし、GUI上で一覧できるマテリアルライブラリもありません。
We’re currently reworking the appearance of shading nodes for an upcoming release of Katana, as part of our work on improving the overall Network Material authoring workflows. In the new design, ports of shading nodes will be exposed on the left and right of a shading node’s shape, implementing a left-to-right workflow of connecting shading nodes, similar to most other DCC tools. by Stefan
ステファンさんによると、現在Network Materialオーサリングのワークフロー全体を改善する作業の一環として、今後のリリースでシェーディングノードの外観の改訂を予定しているそうです。
そんな現状のKATANA 3.0ですが、前回ご紹介したあるツール「pixelBucket」を利用するとKATANAのGUIにマテリアルライブラリーが追加されます。
Add Tabメニューから、このツールによって新しく追加されているpixelBucketメニューからMaterial Libraryを呼び出すことができます。
KATANAの中に一般的なマテリアルライブラリーが実装されました。
マテリアルの中にはArnoldとRenderManのマテリアルが並んでいます。
マテリアルアイコンを右クリックすると、ノードグラフ上にマテリアルノードを作成したり、
あるいは、マテリアル情報をLookFileとして読み込んだり、
ネットワークマテリアルを新しく作ってライブラリに登録することも可能になります。
ルックデブの作業ではこのようなマテリアルライブラリがあるとかなり作業しやすくなりますね。
ライブラリの中からいくつかをノードグラフに配置して、マテリアルアサインしてみました。