16Dec
セミナーの御礼とその続き
昨日12月15日のダイキン様主催のセミナーにお越しいただきありがとうございました。
あの後、品川イーストビルのエントランスにあったクリスマスツリーが綺麗だったので撮影しました。
主題が飾りで副題が向こうのガラスに映るツリーです。
セミナーではMtoA1.4.0のバグでうまく説明できなかったレンダーシーケンスについてココで改めて説明いたします。
Maya2017にもれなくついてくるArnoldでは、今までMentalRayでできていたバッチレンダリングができません。
正確には、できるんだけどウォーターマーク(透かし)が入ってしまいます。
そこで、Maya2017からはレンダーメニューにあるレンダーシーケンスを使ってレンダリングを行うとMayaレンダービュー上で枚フレームごとにレンダリングが行われてレンダー設定で指定した場所に保存されます。
しか~し、maya2017 update2 に含まれているMtoA(Arnold for Mayaのプラグインのことです)1.4.0にはバグがあるのです。
なんと!エスケープキーでレンダリングを途中で止めることができません。
レンダリングが終わるのを待つか、Mayaを強制終了させるしかないのですよね(Maya太郎先生)。
というわけなので、ささっとMtoA1.4.1.2(現時点での最新版)にアップデートしてしまいましょう。
https://support.solidangle.com/display/AFMUG/1.4.1.2
Maya2017 update2はバグだけじゃなく、便利になったことも沢山あります。
たとえば、ビューポート2.0でaiSkyDomeLightからのイメージベースドライとでシーンを照らすことができます。
Mayaのレンダービューはレンダーシーケンスを行う時に使いますが、普段のレンダリングではアーノルド専用のレンダービュー(ARV)を使ったほうがいろいろ良いことがありますので以下に説明いたします。
右上のギアアイコンをクリックするとカラーマネージメントやバックグラウンドを変更できる
ディスプレイセッティングが表示されます。
右下のカメラアイコンをクリックするとスナップショットが撮れます。
またそれを使ってAB比較することも可能です。
範囲を指定してレンダリングすることもできます。
レンダー設定でAOVを設定していると、ARV上で直ぐに各要素を確認することができます。
また、デバッグモードも搭載しているので、レンダリング時に不具合があった場合、
これらを駆使してチェックすることが可能です。
ARVは画像の位置や大きさを自由に変えられますが、手っ取り早くオリジナルの大きさ(100%)に戻すにはこのコマンドが便利です。
食べ物ツイッターも更新しようと、お昼に食べたパスタを撮影しようと思ったら、
なんと!カメラにSDカードが入っていませんでした(T T)次回をお楽しみに。